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「気合いが入った強い奴」になる!!【ASCEND Stories石戸聖人編】

アセンドで働く人たちの成長の軌跡を辿る「ASCEND Stories」。今回はマーケティングメンバーの石戸聖人です。

「ウス!」の一つ返事で創業初期のアセンドに飛び込んできた石戸。気合いを武器に戦い続けた2年間の道のりについて、代表の日下が聞きました。


「気合いが入った奴等」と仕事がしたい

───これまでの歩みや自己紹介をお願いします。

幼少期は、「勉強はできる・集団行動は苦手」という子供でした。テニスは今でも続けています。ルールが単純で自由度が高いところが好きです。

新卒として入社したwebの広告代理店には、ライターとして就職をしましたが、入社後すぐに営業職にアサインされました。話がちげぇじゃんと思いながらも、「全部バキバキにやってやる」と決め、一日150コールくらいは架電していました。結果、常に売上トップ10には入っていました。その会社は分業制であり、制作はライター部門、営業は契約することだけが責務だったのですが、営業も順調であったので「全部バキバキにやってやる」とライターの仕事にも手を伸ばした結果、課長に怒られ、それでも聞かずに続けていたところ、最終的に専務にまで怒られ続ける日々を過ごしました。結果、1日で業務時間よりも怒られる時間の方が増えてきたので1社目を退職しました。

そこからしばらくニートをしていたのですが、大学でお世話になった先生の紹介で、訪日インバウンドマーケティングを行う広告代理店へ転職します。そこでも「全部バキバキにやってやる」と思い、ハードワークな上司の指示に全部喰らいついていきました。その会社では、観光庁に向けた提案書を独力で作成し、受注できたことが自分なりの成果です。ただ、自分としては意義のある案件を受託したと思っても、関心を持たれたのは「売り上げにどれだけ跳ねるの」という一点のみでした。そこに「仕事はそんなもんじゃねぇだろ」と憤りを感じていました。

インタビュー風景

───気合いが入った聖人(石戸)らしい自己紹介をありがとうございます。アセンドに入社するきっかけについても教えて下さい。

行き場の無いフラストレーションを募らせていたころ、職場の先輩に日下さんの主宰していた勉強会に連れてこられ、創業間もないアセンドに遊びに来ました。正直、「仕事を怠けてるし、気合が入ってない奴等が多い」と思うことが続いていたのですが、アセンドの人たちの熱意や情熱がすごく、酒を飲んでもずっと仕事の話をしていて、一言で言えば、「気合いが入った奴等」だなと思いました。「金を稼ぐ」「ステータスを得る」「モテたい」など、そういった雰囲気が一切出てこない、「ダサい感じ」にも心惹かれました。

CTOの丹羽さんとの会話も印象的でした。「アセンドは別に運送会社の経営者の懐具合を変えたいわけじゃなくて、そこに紐づく家族の生活を変えるんだと思って仕事しているよ」と言われ、それだったら心血を注げる、いや、注ぎたいと思いました。思想や考え方に共感できる人と働きたいという気持ちが、始めて芽生えた瞬間でした。日下さんからお誘いを受けたときは「ウス!」とだけお返事したことを覚えています。

コンプレックスを糧に気合いで成長する

───入社後の仕事についても教えて下さい。

一緒に入社するはずだった前職の上司が急に入社しないことになってしまっため、最初は日下さんの付き人みたいな形で仕事をはじめました。展示会の準備に、商談の議事録作成、講演会の前後フォロー、プロダクトセールスにコンサルティング案件の組成、夜のご接待まで、北海道から福岡まで全国一緒に回り、なんでもやりました。

「バキバキにやってやる」と気合いを持って入社した自分でしたが、はじめの頃は毎日のように怒られていました。気合いがあれば何でもできると思うタイプのため、新しい仕事が来るたびに「できます!やります!」と返事をするのですが、これが全然違ったらしく、資料の一言一句訂正される日々が続きました。自分が「いかに狭いところで悦に浸っていたか」を思い知らされる修行期間だったように思います。

その頃は松戸から市ヶ谷に通っていたこともあり、週に3回くらいは会社に布団を敷いて寝ていました。同じく怒られまくっていた同僚とは、今日怒られたことを互いにイジりあってました(同僚の中路のインタビューはこちら)。 全然足りないというフィードバックを受けることは辛い時もありましたが、思い返せば、コンプレックスこそが自分の燃料でした。強いやつと勝負して、負けたときのコンプレックスと、そこから勝ちたいと思う気合いこそが、自分のドライバーになっていたので、入社後はいい意味で気合いが入る環境でした。 

───そうですね。聖人も中路も入社時は圧倒的にスキル不足でしたが、どちらも素直で根性があったからこそとてもフィードバックのしがいがありました。"Feedback is gift ! "という言葉がありますが、頑張る人間にしか良質なフィードバックは来ないので、たくさんギフトを貰っていたと思ってください(笑)

同僚であり親友である中路との写真(写真左)

「気合いが入った強い奴」になる!!

 ───現在はマーケティングを中心に広くBizチーム全体で仕事をしていると思います。これから注力していきたい仕事などはありますか。

「フォーカスが大事」とはよく社内で言われているのですが、自分としては「全部やりたい」と思っています。事業PRから、マーケティング、商談、そして導入後のCSまで、フォーカスしつつも事業全部を経験した強い人間になりたいです。もちろんキャッチアップは大変ですが、「何が何でも食らいついて、絶対成長してやる」という気持ちです。

ただ、そのなかでも、マーケティングの専門性は身につけていきたいと考えています。マーケティングとは「多くの人に会社のメッセージを伝えていく仕事」だと自分では思っており、業界変革を本気で目指すアセンドの思想を、多くの人にその気持ちを乗せて届けていきたいと思うからです。最初にも言いましたが、多くの人は社会人になると守りに入りがちです。その点アセンドは本気で業界を変えに行く挑戦をしているので、製品の良さはもちろんですが、その稀有な想いの部分も伝えられる、そんなマーケターを目指して行きたいです。

 ───聖人は一見すると気合いだけの人間に見えますが、実際は周囲の人間関係をよく見ていますし、不満や愚痴を聞くなど実は献身的に周囲をサポートしてくれていますね。強さと優しさを兼ね備えた素敵な人間性も(少しは)持っていると思っています。

ありがとうございます。最近は「俺はもっともっと人を幸せにできるし、したいな」と思うことが増えました。ここまで来れたのも家族や周囲の支えがあってのことですし、もっと人を幸せにしていくためには、なりふり構っていられない。自分より優秀な人に教えを請うて、ボコボコにされながらも成長していく、そういった気持ちを強く持つようになりました。

人に優しくなれるためにも、まずは自分が強くなること。マーケティングを中心にビジネス全体の教養をつけて、上流から下流まで、「全部バキバキにできる」人間になることです。「気合が入った強い奴」になるべく、日々アセンドしていきます!

インタビュー風景

気合いの入った仲間を募集しています!

──最後にこれからアセンドに入社を検討頂く方に向けて一言お願いします!

アセンドは、とことん誠実に成長に向きあう会社です。仕事をやり切り、その中で頂くフィードバックを糧に自分も日々成長を感じています。

リモートワークが推奨される昨今、不信感を持たずに質問・相談できる環境や厳しいことを含めて率直にフィードバックをくれる環境はとても珍しいと思います。良いことも嫌なことも含めて、一緒に成長していきましょう!

アセンドポーズ

インタビュー・編集後記

今回はマーケティングメンバーの石戸のインタビューでした。インタビューの節々から「気合い」が入ったパーソナリティが垣間見えたのではと思います。古めかしいように聞こえる気合いという言葉ですが、私は、会社としてもこの言葉をとても尊重しています。業界変革という大きなミッションを達成するためには、そこに賭ける想いや情熱、気合いといった根源的なものがなければ、到達し得ないと思うからです。スキルは教えることができても、情熱は教えることはできません。そして情熱を持った人間がつくる会社のカルチャーは、大きな夢を達成するうえでは必要不可欠です。聖人が醸し出す気合いと情熱は、日本の物流変革の小さくない一助になっていくと期待しています。(了)

日下瑞貴